アルバム「マッカートニー」の中では勿論、ポールの長いキャリアの中でも人気のある曲。「マッカートニー」の曲には質素な音のものが多いが、、それゆえ、シンプルであきが来ないものが多い。この曲もそのひとつ。エブリナイトはその名のとおり毎晩聞いても飽きない。[Every
night want to play out]「毎晩遊びまわりたい」けど[But tonight, Ijust
wanna stay in and be with you]「今夜だけは君と一緒にいたい」といったプレイボーイのポールらしいものだ。
仕事から帰ってたら、一日の疲れた体を横たわらせよう。エブリナイトを聞けば、きっと都会の雑音で疲れた耳にそのシンプルで美しいメロディがしっとり身にしみる。そんな場面が似合う曲だと思う。
尚メロディは「ユーネバーギブミーユアマネー」と同じなのは聞けばわかることだが、まったく問題ないことだ。それは両曲が独立し完成された曲であるからである。
聴きどころ
ギターのみではじまるも期待の高まるイントロ。歌詞のないサビの[Ooh〜〜〜]の部分、曲の一番最後の方は「Oohoohaaa」とアクセントが入りそれがちょっとした味付けになっている。そしてとどめの一言エンディング近くの[Believe
me Mama!]である。(この一言は1970年の流行語対象になった(嘘))因みに最初わたしはこれをはずかしながら[unbelive
Mama!]だと思ってた。
ライブ・その他
「ポール・マッカートニー」(1970・公式版)
ウイングスパンに比べると音質は劣る。当然ながら、アルバム全体の中できけるのでそれはよし。
「ウイングスパン」(2001・公式版)
リマスタリング済み、よって音質最高。テープや、CDに録音するならここからどうぞ。
「ウイングスラストフライト」(1979・ライブ・ブート)
オリジナルとはかなり違った演奏内容。オリジナルがシンプルでな美しさを表現しようとしているのにたいし、ロックグループの演奏にしている。当然表現しようとしていること違うので、聴きどころも違ってくる。後半サビの部分を[hoo〜〜]ではなく[oo〜〜]と歌いリンダとハモっている。キメの[Believe
me Mama!]の入る位置が違う。テンポはやや遅く演奏時間は4分を超える。
「公式海賊版」(1991・スタジオライブ・公式版)
ポールらしくないどこかのおっさんバンドが勝手にアレンジしちゃったってな印象がうける。オリジナルよりはグラスゴウ公演の演奏にテンポもアレンジもにている。
「バックインザUS」(2002・ライブ・公式版)
こんなエブリナイトをずっと聞きたかった。シンプルでオリジナルに近い。年はとったが、エブリナイトのおいしいツボを押さえた演奏だ。感謝感激ポールよ、よくやってくれたお礼を言いたい。このライブアルバムの中では好演奏のひとつ。[Believe
me Mama!]と[Ooh〜〜〜]の後の[Aaaa〜]が最高!
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